よじれたコード

　通勤電車で若い女性が、ハンドバッグからウォークマン（携帯ヘッドホーンステレオ一般）
を取出し、よじれたコードを懸命にほどいている。よく見かける風景ですが、見ているほうが
いらいらしてくる。２ｍ近いコードは、よじれて当然、そのように作られているのだ。
　私も、通勤時間が一時間以上だったため、ウォークマン（昔のカセットテープ式）の愛用者で
あった。スーツの左内ポケットに入れ、コードは４０ｃｍ位に短くしたイヤホーンで操作は本体
側面上部に集中しているので手探りで操作できる、コードはよじれても、すぐにほどける。
現在、最新のウォークマンを持っているが、コードのよじれと、操作性の悪さ（本体の正面で操作）
からあまり使用していない。
　ＴＶは今日も、いじめと未履修問題を討論している。よじれたコードは、ほどかねばならないが、
設計を変更しなければ、コードのよじれは、なくならない、ヒントは歴史の中にあると思う。