大の法則

　　特待制度問題で、裁定が下ったようだ。３７６校、約８０００人と言えば多数と
言えるだろう。高野連は根幹を手術しなくてはいけないと言いながら、救済措置を
ほどこしたアマ〜イ判定となったようだ。特待生の親のインタビューを聞いている
と自分達は被害者だと主張しているように聞こえる。特待生が入学したことで希望
の高校に入れなかった人もいるし、特待生の費用は他の学生が負担している事から
考えれば、悪意なき加害者である。
　特待制度問題に限らず、大企業や多数がかかわる悪事には、甘い判定がなされる
ようだ、これを称して「大の法則」と命名する。
マスコ「人を殺すなら一人や二人ではなく、万単位で殺せ（戦争、交通戦争）」
　　　　「詐欺をするなら、億単位でやれ（株価操作、年金）」