亜熱帯化対応が急務

 猛暑が続く日本列島は亜熱帯になったという理論がある。
沖縄や八重山諸島の海水温が上昇しサンゴの白化が深刻化する反面、本土で冬を越す
サンゴや熱帯魚が増加している。ダイバーとしては、身近に熱帯の海が見られる事は
うれしいが、アマモなどの藻場がサンゴに侵食され、漁業が大打撃を受けている。
陸上では立木が枯れ、米が高温障害で半分以上が規格外になった地域があるという。
植生が変わったとすれば、対応する品種を選択、開発する必要があろう。
温暖化防止対策も大切であるが、亜熱帯化対応がより急務である。
マスコ「頭が白化しているよ」
白化:珊瑚が色あせて白っぽくなる現象の事をいいます。そしてそのまま褐虫藻
   珊瑚に戻らないと、珊瑚は栄養をもらう事が出来ずに死んでしまいます。