「だまされまいぞ」消費税上げ

やつでの花

 消費税が導入されたのは、平成元年であった事をクイズ番組が思い出させてくれた。
今回の引き上げは見送りになったようであるが、引き上げ派にとってはジャブを二、三
発だして牽制した予定の行動であろう。導入された時も、5%に引き上げた時も福祉の
充実がうたい文句であったが充実したとは思えない。消費税の用途が検討されるときは
すでに引き上げが近いといえる。用途を限定しても時の内閣によって法律を改定すれば
よいのであるから、ほとんど意味をもたないと言える。例えば、北朝鮮が攻めてくると
いう情勢になったとすれば、カリスマ総理が国が滅びたら福祉もくそももない消費税は
国防費にまわそうと叫んだら可決されるかもしれない。ある計算では、この十六年間で
国民が納めた消費税額の累計は約百四十八兆円にのぼります。赤ちゃんから高齢者まで
国民一人あたり百十八万円になるとか。まずは支出の切り詰めを検討すべきであろう。
マスコ「ふるさと創生事業で1億円ばらまいたのも、この頃だったよね!」