自由の氾濫(不自由の讃歌?)

あじさいの蕾

自由に生きるとはどういうことか ─戦後日本社会論 橋本 努 著
敗戦により、まったく不自由から解放された日本。しかし、人びとの間にはいまだに
「閉塞感」が蔓延している。では、いったい日本人は、「自由」という言葉にどんな
理想を託してきたのか。(書評より)
 表現の自由、宗教の自由、職業選択の自由など現代の日本には自由が氾濫している
ように見える。たしかに一昔前、権力、権威に束縛されていた時代に比べ自由を謳歌
しているが反面、モラルの低下や犯罪の増加などは自由の履き違えだと思う。
その反動か否かわからないが、法律でもろもろの義務化を設けているようだ。
マスコ「カメラに縛られ、車に縛られM時代の到来か?」