その場しのぎの熱中症対策

トケイソウ満開

熱中症1008人搬送、3人死亡…猛暑日187地点
 太平洋高気圧の日本列島への張り出しが強まり、25日も全国的に猛烈な暑さとなった。35度以上の猛暑日は187地点、30度以上の
真夏日は683地点といずれも今年最多。岐阜県多治見市では今年全国最高の39.3度を観測した。毎日新聞の午後10時現在の集計では、
熱中症によるとみられる搬送者は全都道府県に及んで少なくとも1008人に上り、うち3人が死亡、5人が重体となっている。
 各地で梅雨が明け、本格的な夏が到来した。暑い季節を健康に乗り切るには熱中症対策が欠かせない。「エアコンを適切に使う」「暑い場所
を避ける」「冷たい水分をこまめに補給する」など家庭で心掛けたい。
 文部科学省の調査によると、全国の公立小中学校でエアコンがある普通教室の割合は、2010年度が16%。04年度より10ポイント
増えた。「温暖化が進む中、快適な学習環境を確保する必要がある」として、同省は06年度から工費の3分の1を補助し、設置を促している。
だが、家でも学校でも冷房の中では、子どもの身体機能も弱まる。
 どの記事を見ても熱中症対策は、その場しのぎで体力作りなどの抜本的な記事は見当たらないようだ。
マスコ「自然に逆らう人類は滅亡する?」