ＳＡＴお粗末

　県警は容疑者逮捕後に会見し、「検挙に至ったことで、適正な捜査だった」と
捜査上の問題点はなかったと強調した。と報道されているが２、３の疑問が残る。
ＳＡＴ（県警特殊急襲部隊）はプロ集団であり、犯人は元暴力団とはいえ「ゴルゴ
１３」ほどの拳銃の名手ではあるまい、犯人は素人とみて油断があったのでは？
例えれば、横綱が小学生に投げ飛ばされた様にも見える。
またＳＡＴには、内部的な突入マニュアルや挟撃マニュアル（名称は定かではない）
が当然あると思うが、個人的には子供が救出された時点が突入の一つのチャンスで
あったのではないか？妻が犯人が興奮しているので近づかないでと言う言葉の裏に
突入して下さいと言う意味があったような気もする。
ＳＡＴと県警との指揮命令系統の不備も指摘されているが、プロ集団としての機能
を発揮してもらいたいものだ。