2007-06-11 Ice・JAZZ(愛すジャズ)(1) (1)愛器の虫干し 梅雨の季節ですが、今年は入梅が遅く、梅雨明けが早いそうです。 昨日の晴間を利用して、往年の愛器テナー・サキソフォン(イタリア、グラッシー社製) を虫干しした。当時日本では、ヤマハがサキソフォンを製造していたが、ブラスバンド用 だと評判が悪く、ジャズメンは殆どセルマー(米)を使用していた。しかし安月給の小生 には10ヶ月分の給料に相当したので、マウスピースのみセルマーで本体はグラッシーという 妥協の産物です。もう二度と吹くことはないだろうが、手入れをしながら当時を思い出して 感傷に耽っていた。