怪奇月食

 昨日は何年かぶりの皆既月食で楽しみにしていたが、皆既の時間は雲に隠れ、半分ほど
出てきた時、晴れてきた。自然は何と無情な事か。
誰の作った詩(うた)か、誰に教わったか忘れたが、下の詩を思い出した。昔は風情が
あったと感じるしだいである。
「月は夜来て 朝帰る、貴方は今来て 今帰る
  ほんに貴方は無情もの 月より貴方はまだ無情」