女性活用と人口減少対策

ハマナデシコとカタバミ

政府が女性活用に積極的な背景 政策拡充も「出産で離職」が壁
安倍晋三政権が、「成長戦略の中核」と位置づける女性活用のための新たな政策を相次ぎ打ち出している。政府がかつてないほど女性活用に
積極的な背景には、急速に進む少子高齢化による働き手の減少がある。
子どもを育てにくい日本が人口減少するのは当たり前
週49時間以上働く長時間労働者の割合が日本は、23%で米国の16%、英国、フランスの12%を上回る。夫の家事・育児時間をみると
日本は欧米主要国の半分以下にとどまっている。 長時間労働の夫が家事や育児に十分に取り組めないことが、女性が就労や出産に二の足を
踏む要因とも考えられる。そして、残業をしないと賃金が少なくなり、さまざまな生活費の負担に耐えられない。
女性活用と人口減少対策は矛盾しているようだ。個人的には人口減少は結構なことだと思うが、スムースな移行を望みたい。
マスコ「昔は一馬力で生活できていたのだ」