はるかなる戦争への道

クレマチス満開

 昨年、政府は内閣官房の公式サイトで、集団的自衛権の行使を容認した閣議決定の内容を説明するQ&Aを掲載した。
22項目の質問と回答から成っており、「軍国主義に向かうのでは?」という問いに対しては「戦争への道を開くものではありません」と否定。
「安倍首相はなぜ安全保障政策が好きなのか?」という問いに対して「好き嫌いではありません」などと、分かりやすい言葉で安倍政権の立場
を訴えるものとなっている。
 そして昨日(14日)、集団的自衛権の行使を可能にすることや自衛隊の世界規模での活動拡大など安全保障法制の関連法案を閣議決定した。
これを受け、安倍首相は記者会見で「日本人の命と安全を守る法案だ」と強調した。
安保法制は「平安法」?呼称「平和安全法制」に
政府・与党は14日に閣議決定した新たな安全保障関連法案について、「平和安全法制」という呼称を普及させようとしている。
 これまで政府・与党では、法案に関する与党協議を「安全保障法制整備に関する与党協議会」と命名するなど、「安全保障法制」と呼んできた
が、今月に入ってから、「平和安全法制。略して『平安法』」に呼称を変更した。
 法案の呼称はともかく、これらの法案を熟読玩味する国民は何割いるのであろうか?
マスコ「安倍総理はなぜ戦争への道をめざすのか?」