安保闘争から学ぼう

クロガネモチの花

安保闘争とは、1959年(昭和34年)から1960年(昭和35年)、1970年(昭和45年)の2度にわたり、日本で展開された日米安全保障条約
の与党自民党による慎重審議なくして強行採決を行ったことに関して反発した国会議員、労働者や学生、市民および批准そのものに反対
する国内左翼勢力が参加した日本史上で空前の規模の反政府、反米運動とそれに伴う政治闘争である。
60年安保闘争では安保条約は国会で強行採決されたが、岸内閣は混乱の責任を取り総辞職に追い込まれた。しかし70年安保闘争では、
闘争に参加していた左翼の分裂や暴力的な闘争、抗争が激化し運動は大衆や知識人の支持を失った。
●論戦安保法制 与野党、合憲性めぐり対決
衆院憲法審査会は11日、与野党集団的自衛権の行使容認を含む安全保障関連法案の合憲性をめぐって自由討議を行った。憲法審の
参考人質疑で3人の憲法学者全員が関連法案を「憲法違反」と表明したことに対し、自民党高村正彦副総裁は「憲法違反との批判は
全く当たらない」と反論。民主党枝野幸男幹事長は、自民党推薦の憲法学者違憲の立場をとったことを踏まえ、「立憲主義違反と
判断されたことは自民党が重く受け止めるべきだ」と批判した。
 安保闘争のことはよく知らないが、歴史に学ぶ必要があるものの与野党の力関係からみて安全保障関連法案は成立であろう。
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