大型偽装が止まらない

スンダングサの針

●独自動車大手フォルクスワーゲンが米国の排ガス規制を逃れるため不正を行っていたことが判明、影響が世界に広がっている。
ドイツ自動車大手フォルクスワーゲン(VW)による排ガス規制不正逃れ問題で、独連邦自動車庁は15日、VWに対し、独国内の
排ガス量を不正に操作する装置を搭載したディーゼルエンジン車240万台をリコールするよう命じた。通常のリコールはメーカー
が自主的に行うが、当局が事態を深刻にみてリコールの強制に踏み切った形だ。
●マンション傾斜問題 旭化成建材社長「偽装は70本のくいで」
横浜市の大型マンションの施工不良問題で、16日夜、住民説明会に出席した旭化成建材の社長は、会見で、偽装は70本のくいで行われ
、さらに、ミスを隠すために、意図的に行われた可能性も示唆した。
東洋ゴムでまた不正 鉄道会社など困惑
東洋ゴム工業は14日、鉄道車両や船舶などに使われる防振ゴムで不正があったと発表した。材料試験を省いていたほか、虚偽のデータ
で出荷していた例もあった。これまで18社に納品した合計8万7804個の製品で不正を確認。東海旅客鉄道JR東海)と西日本旅客鉄道
は同日、問題製品を使っていると明らかにした。東洋ゴムの性能偽装は3回目となり、免震ゴム問題で損なわれた信頼の回復はさらに遠
のきそうだ。
 その他、サムスンの偽装が話題になっているが、大型偽装は続きそうだ。
マスコ「大きいことはいいことか?」