公正中立・ありえない

冬空の柿

籾井氏は記者会見で以下のように述べた
「非常に重責のポジションであり、ぶれない経営をこころがけていきたいと思いますし、公正中立、不偏不党ということを確実に
実行する必要があると思っております。常に原点回帰。それはつまり、放送法第1条、これに回帰することによって、NHK全体
の力をそこに結集し、一丸となって公共のためにお役に立てるNHKにするという、こういう業界の文化をつくり出すことができ
れば大変に幸せだと思っている」・・・
 籾井会長は7日の参院総務委員会で、就任記者会見での発言のうち、個人的見解として発言を取り消したのは、従軍慰安婦問題、
特定秘密保護法靖国神社参拝▽番組編集権▽国際放送−−の5項目であることを明らかにした。慰安婦発言については会見当日に
「取り消す」と述べたが、他は撤回範囲を明言していなかった。社民党又市征治議員の質問に答えた。
 NHK経営委員を務める作家の百田尚樹氏が3日、東京都知事選で街頭演説に立ち、南京大虐殺はなかったなどと歴史認識に関
する持論を展開した。経営委の政治的な発言を禁じる規則はないが、不偏不党を求められるNHKの経営に影響力を持つ立場だけ
に、籾井会長の従軍慰安婦に関する発言に続き、波紋を広げている。
 国民は、NHKは公正中立であると思っている、あるいは期待しているのであろうが疑う必要がある。
マスコ「公共放送とは、政府の報道機関の一部とみるべし!」